TOEIC960点取得者の英語多読日記

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zoom RSS Have a little faith

<<   作成日時 : 2011/08/21 16:14   >>

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吉田松陰が安政の大獄で牢につながれた時、松陰の妹が法華経の経典を送り、「大変な苦労をされているかと思いますが、法華経を読んで心を落ち着けてください。」と松陰に伝えたところ、松陰は「仏教など心の弱いものがすがるものだ。」と取り合わなかった、というエピソードを聞いたことがあります。

日本では、宗教という言葉にはなぜかネガティブな感覚が付きまといますが、それは、今回ご紹介するこの''Have a little faith''の舞台、アメリカでも同じようです。

今回ご紹介するこの''Have a little faith''、そんなアメリカ社会の中で生きてきたユダヤ教の神父、Albert Lewis が、著者であるMitch Albomに''Will you do my eulogy?''(自分のお葬式で追悼の言葉を言ってもらえませんか)と依頼するところから始まります。(Mitch Albomは、このブログでも紹介してきた''Tuesdays with Morrie''、''The five people you meet in heaven''、''For one more day''の著者です。)

そして、なぜ、自分なのか?と自問自答するMitchとThe Reb(Albert)の不思議な付き合いが始まります。MitchとThe Rebの付き合いは8年間にも及び、二人の会話は、信仰についてから、お金について、自分の住む地域について、幸せについて、というように、「いかに人生を生きる」かということに広がっていきます。この話を読みながらMorrie先生を思い出す人も多いと思います。

また、この物語には、Henry Convingtonというキリスト教の神父も登場します。HenryはAlbertとは生まれも育ちも全く違い、若いときには決して尊敬されることのない生き方をしてきましたが、そのHenryのストーリーも含まれます。

この本は、けっして特定の宗教をすすめるものでも、宗教についての本でもありません。

ただ、 ''a little faith'' の中には美しいもの、学ぶべきものがあるかもしれません。それだけでなく、それは人生を素晴らしく生きるためのメッセージかもしれません。そして、それは決して私たちを弱くするものでもなければ、私たちに噛み付いてくるものでもありません。

東日本大震災、それによる福島の原発事故という未曾有の困難を抱える日本ですが、私たちに必要なものも ''a little faith''かもしれません。

難易度 ★★★☆☆
満足度 ★★★★☆


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