今回は、「オズの魔法使い」や「カサブランカ」といった映画からの引用も多く、前回よりもエッセイのニュアンスが強くなっており、リラックスして読めます

あとがきには、「日本人は『読む』のは得意でも『書く』のは苦手という前提から出発したが、その前提を疑ってみたらどうか、というのがこの続編を書くきっかけであった。」とあります。
というわけで、今回は「英語を読む力」に焦点が当てられています。
さて、内容は、定冠詞the、可算名詞と付可算名詞、単数形と複数形、前置詞と副詞、時制等です。
前回の不定冠詞と今回の定冠詞を読めば、苦手な冠詞についての理解がやや深まるように思います。
そして、これまた苦手な可算名詞と付可算名詞については、
「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」


そして最後に、英語を理解するには、英語の中に没頭すること、
英語を英語としてあるがままに読むことが大切であり、
本当に英語を自分の体の一部とするには、「日本語にどう訳すか」ということではなく、
その英語表現の中に入っていくことが必要だ、という言葉があります。
そこには、「多読」という言葉は使われてはいませんが、英語の世界に飛び込んで英語を英語のまま理解する、といえば、それは「多読」であり、やはり「多読」が必要ということだと思います。
では、質問です。
He has a sore leg.
His leg is sore.
He has the sore leg.
この3つの例文、同じ意味のように見えると思いますが、それぞれ使い方が異なります。
皆さん、使い分けできますか?
気になる人は是非、チェックしてみてください。
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