日本の面影ー100分de名著ー

25分の放送4回の計100分で古今東西の名著を解説するNHKの番組「100分de名著」。今月は小泉八雲の「日本の面影」です。以前、小泉八雲の「怪談」をこのブログでもご紹介しましたが(http://learnfrombooks.at.webry.info/201407/article_1.html)、外国人でありながら、日本、そして日本文化に大きな愛着を持ったこの小泉八雲に非常に興味がありますので、早速購入して読んでみました。

この「100分de名著」シリーズ、私はなかなか番組を見ることはできていないのですが、今回に限らずテキストは頻繁に購入して読んでいます。分厚いテキストではないですし、わかりやすく書かれているのですが、中身は十分に濃いので、私のようななまけものにはぴったりです

今回解説いただくのは、早稲田大学教授・同国際言語文化研究所所長の池田雅之先生です。

4回それぞれのタイトルは、

第1回:原点を訪ねる旅
第2回:古き良き日本を求めて
第3回:異文化の声に耳をすます
第4回:心の扉を開く

となっています。
池田先生が今回この「日本の面影」を選ばれた理由は、この「日本の面影」が小泉八雲が来日して一番はじめの著作であり、この中に近代化によって失われた日本文化や日本人の生活が描かれていること、そして、この作品から、あるべき異文化理解の姿を垣間見ることができることとおっしゃっています。

このテキストを読むことで、池田先生の指摘された2つのポイントについて理解が深まるとともに、なぜ小泉八雲が晩年に傑作「怪談」を書くことができたのかということの理解へと繋がっていきます。特に第4回では、「怪談」の引用も多くなります。

グローバル社会・グローバル人材といった言葉が叫ばれ、言葉だけが一人歩きしているような感が無きにしもあらずですが、小泉八雲の作品は、そういったことを考えるのに一石を投してくれます。我々英語学習者にとって大いに考えさせられるところがあるように思います。

くどいようですが、分厚くなく、わかりやすいテキストですので、皆さんも是非どうぞ。




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