Oxford Bookworms -Factfiles-

今日も再びGraded Readersについてお話しします。 前回のブログでもお話ししたように、通常、Graded Readersは小説を易しくリライトしたものになりますが、科学や社会問題、地理や歴史、偉人の伝記などのノンフィクションを扱っているシリーズがあります。それが、Oxford Bookworms Factfilesです。 通常のOxford Bookwormsと同様の形式で短くまとめられてはいますが、Levelは1から4となっています。Level5や6はありませんが、内容が濃く、中身が非常に充実していますので、十分に読み応えがあり、知的好奇心を十分に刺激してくれます。小説が苦手な人はこのBookworms Factfilesがオススメです。そして、私が非常に興味深く読んだものの1つが、『Martin Luther King Jr.』 米国の黒人差別は今も問題になっていますが、20世紀中盤まで合法的に黒人差別があったことは知っていた方が良いと思います。 そして、その黒人差別に立ち上がったのが、このMartin Luther King Jr.で、その過酷な道のりが描かれています。 Martin Luther King: Stage 3 (Oxford Bookworms Library Factfiles) - McLean, Alan C. 同じく、1980年代までアパルトヘイトと呼ばれる人種隔離政策を実行していた南アフリカ共和国からアパルトヘイトを撤廃させ…

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やっぱりGraded Readers

英語学習者向けにリライトされたGraded Readers、今日ではOxford BookwormsやPenguin Readersなどが大手書店で簡単に手に入るようになり、英語学習者にとっては非常に有難い限りです。Graded Readersの良いところは、何といっても語彙制限がされているので、自分のレベルにあった本を選べば、辞書を引く必要性がほとんどないままに読書を進めることができることです。(ほとんどのGraded Readersは英検準2級くらいのレベル1〜英検準1級くらいのレベル6に分けられています。)そして、もう1つは長くても100ページくらいに短くまとめられていることです。(レベル6で100ページ程度、レベル5で80ページ程度。) ですので、ちょっと興味を持ったら気楽に読み始めることができます。(興味があってもいきなり400ページや500ページの大作を読もうとはなかなか思わないですよね。)私がGraded Readersでよく読むのは文学作品です。ほとんどの文学作品は大作ですし、英語で読もうと思ったら、大概は堅い英語で書かれていたりするので、とても気楽に読み始めることはできません。でも、Graded Readersであれば、読んでみようかな、となります。 私が読んで面白かったなと思うのは、まず、『Wuthering Heights』(邦名「嵐が丘」)エミリー・ブロンテの唯一の作品で、英文学の傑作とされるものですが、このGraded Readersでも読み始める…

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シャーロック・ホームズ  -Graded Readers-

映画「シャーロック・ホームズ」観てきました。 なんか愛嬌があり、人間味のあるホームズに、意外とかっこいい(?!)ワトソンで、それはそれで楽しく観れました。 ただ、正直、シャーロック・ホームズの映画を観た、というより、面白いアクション・サスペンス映画を観た、という感じではありますが・・・。 さて、前回、The Complete Novels and Stories VolumeⅠ& Ⅱをご紹介しましたが、やはり、原書は難しいという方のために、ホームズシリーズのGraded Readers をご紹介します。Graded Readers では、原書の雰囲気を再現、というわけにはいきませんが、英語でホームズを読む喜びを感じることはできます。そして、何より英語のリーディング練習には、ぴったりです。 ホームズシリーズは、各レベル豊富に揃っています。下記以外のものもたくさんありますので、多読初心者の方も、是非1度気軽に挑戦してみてください。 Three Short Stories of Sherlock Holmes: Level 2 (Penguin Readers Simplified Text)Penguin Sir Arthur Conan Doyle Amazonアソシエイト by "The Return of Sherlock Holmes": Level 3 (Penguin Readers Simpli…

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やっぱりシェイクスピア??

世界で最も出版されている本は、聖書でその次がシェイクスピアだそうです。 ハムレット、ロミオとジュリエット、ベニスの商人等は日本人でもとても有名ですね。 皆さんの中にも、やはり英語を勉強しているからにはシェイクスピアを英語で読みたい、と思っている人がおられるのではないかと思います。 ただ、実際に読むのは難しそう、とか、戯曲って読みにくいのでは?と思う人も多いのではないかと思うので、今回は、そんな皆さんに、シェイクスピアをストーリー仕立てに書き直したGraded Readersを紹介します。 以前も、書きましたが、Graded Readersは、レベルごとに使わる単語が限られているので、皆さんのレベルに合わせて読み始めることができます。 まず、第1段は、ペンギンリーダーズから、「Tales from Shalespeare」。 ここに収められているのは以下の7つの物語。 The Tempest A Midsummer Night's Dream Much Ado About Nothing As You Like It The Merchant of Venice Macbeth Twelfth Night, or What You Will Tales from Shakespeare (Penguin Reading Lab, Level 5)Prentice Hall College Div Charles Lamb Amazo…

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あらすじで読む名作 by Graded Readers(!?)

Graded Readers は英語学習者向けにストーリーをコンパクトにわかりやすくまとめたものですので、ちょっと例外的に、以下のような使い方もできます。 たとえば、 ①名作を最低限あらすじくらい知っておきたい。 「あらすじで読む日本の名作」、「あらすじで読む世界の名作」、といった本がしばらく前に売れていましたが、 「大人として、知っておいたほうがいいかな。」という作品は、やはりあるかと思います。   でも、実際に読むには、分厚い、とか、それほど興味はない、あるいは、古典作品なので言葉が固いということは、よくあることです。そんな時は、軽くGraded Readersを読んでみるというのも1つの方法かと思います。 分厚い古典作品を1冊読む間に、Graded Readersであれば、2~3冊読めるはずです。 私はミュージカルの「レミゼラブル」が好きなのですが、原作は、原書はもちろん、翻訳も読んだことがなかったので、このGraded Readersで読んでみました。   「Graded Readersで身につける大人の教養」とか言うと、言いすぎかと思いますが、時間に追われる現代人には1つの方法かと思います。 ②原書を読む前の段階としてGraded Readersで流れを理解しておく。 ちょっと難しい原書、古典名作の原書であれば、いきなり読むことは大変かと思います。 そういった際、翻訳を読んでから、原書に挑戦するという方も多いかと思いますが…

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Oxford Bookworms -Bestsellers-

Oxford Bookworms の人気タイトルランキングというものを手に入れましたので、 皆さんにお知らせしておこうと思います。 Stage1 ①The Elephant Man ②The Phantom of the Opera ③The Wizard of Oz ④The Monkey's Paw ⑤The Coldest Place on Earth The Phantom of the Opera (Oxford Bookworms Library)Oxford University Press Jennifer Bassett Amazonアソシエイト by ウェブリブログ Stage2 ①The Canterville Ghost ②The Piano ③New Yorkers -Short Stories ④Sherlock Holmes -Short Stories ⑤The Death of Karen Silkwood The Piano: Stage 2 (700 Headwords) (Oxford Bookworms)Oxford Univ Pr (Sd) Amazonアソシエイト by Stage3 ①Chemical Secret ②Love Story ③A Christmas Carol ④Skyjack! ⑤The Secret Garden A Christmas Carol (O…

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オススメGraded Readers

前回、Graded Readersで「英語を英語の語順で理解する」ということをご案内しましたので、私が、以前、夢中になって読んだGraded Readersを2点ご案内します。Graded Readers もレベルが上がるにつれ、なかなか読み応えが出てきます。 Oliver Twist -Oxford Bookworms Stage6- 先ごろ映画にもなった英国の文豪、チャールズ・ディケンズの名作。 孤児であるオリバーの成長を描く波乱万丈の物語です。 19世紀のイギリスで、悲惨な環境の中、少年スリ軍団に誘われたり、そのボスに追われたり、ハラハラドキドキで、ついついページをめくってしまいます。苛酷な環境に負けずにがんばる可哀想な少年。やっぱり応援してしまいます。 Oliver Twist: Stage 6: 2,500 Headwords (Oxford Bookworms)Oxford Univ Pr (Sd) Charles Dickens Amazonアソシエイト by ウェブリブログ Misery -Penguin Readers Level 6- これまた、映画になったスティーブンキングのスリラー。 ベストセラー作家が描く、ベストセラー作家が巻き込まれる恐怖の事件。 冬の山道でベストセラー作家が運転する車が事故にあいます。 その作家を救ったのが彼の強烈なファン。 これ幸いと思うのも束の間、そのファンは彼が書く小説の結末が気に入ら…

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洋書はちょっと難しそうだけど・・・

洋書を読んでみたいけれども、少し自信がない、という方もおられるかと思います。そんな方に、是非オススメしたいのが、Graded Readersです。Graded Readersとは原作を限られた単語のみを使って、英語学習者にわかりやすく書き直された文章です。 「英語を英語の語順で理解する。」ための練習は、この Graded Readersで十分できます。 Graded Readers はOxford、Longman、Cambridge、洋販といった出版社から数多く出されており、レベル別に細かく分けられているので、洋書デビュー前の英語学習者にはうってつけのシリーズです。 最近、本屋さんに行くと、洋書もTOEIC何点レベルといった形で陳列されていることが多いですが、実際に読むとなると表示されているTOEICの点数のレベルの方がスラスラ読めるという本というのは、なかなかないように思います。 しかし、このGraded Readersは英語教育専門の出版社が英語教育者向けに出しているものですので、もちろん個人差はあると思いますが、表示されているレベルのものを選べば実際に読むことができます。 洋書を読むことが大変に感じる理由は、1つは英語の語順に疲れる、という点で、2つ目は知らない単語が多い、という点になりますが、自分のレベルに合ったGraded Readers であれば、知らない単語がたくさん出てくるということが少ないので、「英語を英語の語順で理解する。」という点に集中することができ…

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