英文法と言うと、多くの人が嫌な顔


さて、英文法というと、現在完了、とか不定詞、分詞構文、関係代名詞、といった難しい言葉が頭に浮かび拒絶反応を示す人もいるかと思います。この難解な言葉は所詮、記号だと思っていただいて結構です。こういった言葉が嫌いでも全然構いません。
また、英文法というと、「所詮理論でしょ」とか、「理論だけで実際に使えない。」といった意見に追いやられる傾向がありますが、英文法を理解することは表題にもあるように、英語の発信力を支える底力となります。
例えば、
He is run the park.
この英文何か変ですよね??
この英文は、He is running in the park.となるべきです。
では、
I go to the supermarket buy some sugar last night.
''last night''とありますが、現在形なので、今の話か、昨日の話なのかよくわかりませんよね。
この英文は、I went to the supermarket to buy some sugar last night.
こういったことに気づくことができるのは、皆さんが英文法を知っているからです。
皆さんが自分の考えや気持ちを英語で言いたい時、それが複雑なものになればなるほど、英文法の知識は皆さんを助けてくれます。英文法というのは、いろいろある英語表現の統計です。
皆さんの英語をより相手に伝わりやすくするために、英文法というのは存在するのです。
決して、皆さんを苦しめるためではありません(笑)。
皆さんの考えや気持ちをより正確により細やかに伝えるために、英文法というのは非常に役に立つのです。
I like him kind honest.
と言っても通じるかもしれませんが、
I like him because he is honest and kind.
と言う方がわかりやすいですよね

この記事へのコメント
grove
中学生レベルあたりの参考書が妥当でしょうか?
多読には必要最低限の文法知識も必要だと思うのですが、最も簡単なグレードの書籍なら、それほど文法知識がなくとも読めるものでしょうか。
Big R
日常会話とはいえ、スムーズな会話を行うには、高校生レベルの文法も必要ですが、まずは、中学生レベルの文法を覚えることは必須です。
多読についてですが、子供用の絵本であれば、文法知識がなくても読めることはあると思います。たま、以前にもご紹介した、Graded Readersであれば、語彙、文法的にも簡単に書き直されているので、Level1、Level2のものから、チャレンジしていくことも可能です。
文法知識の習得と並行して、是非、多読をされることをオススメします。